横浜ホッチポッチミュージックフェスティバル2017 撮影記録
自分の思い通りになることなんてほとんどない。
お世話になっているバンド青鯖AOSABAの撮影を社長に頼まれた。
横浜ホッチポッチミュージックフェスティバルというイベントでパレードをするので撮って欲しいとのこと。
青鯖とは?
打ち合わせをしに練習スタジオへ。
青鯖が演奏しながら歩き、そこへ、湘南なぎさ連という阿波踊りのチームが合流するらしい。
隊列がどうなるか、アンプ等ないので基本生音、どう録る、など疑問は浮かぶが、青鯖もある程度しかプランが立てられない部分もあるようで、いろいろな意味でのインプロらしいので、こっちも準備はしつつインプロで。
しかし、ノープランでやる事は出来ないもので少しは思考する。
僕の思いついた案はこうだ。
OSMOを使ってローポジションハイアングルでワンカットで撮影する。
それが良ければワンカット、微妙だったら適宜ヨリ画を挟んでいく。
パレードは2回あるのでエキストラカットは撮ることが可能だろう。
OSMO
【国内正規品】 DJI OSMO+ (3軸手持ちジンバル, 光学3倍, 4Kカメラ標準搭載)
雨…
イベント当日は雨。
駅前の屋根のあるところでライブをするとのこと。
とりあえず撮ろうと。そういうことになり無理の無い範囲で撮影。
撮影的にはおよそ満足するものは撮れずお粗末なものに。
映像制作とは恐ろしいもので、お粗末と向き合わなきゃならい。編集だ。自分のお粗末を乗り越える事が編集だ。
ただのライブ映像にするとあらが目立つので、なにかする事に。
オープニングを作る。
これは、最近ハマっている海外ドラマ「ストレンジャーシングス」を、もろパクリにしてみた。のちに社長に見せると背景は宇宙に、文字は青鯖のイメージカラーの水色になった。(最初の曲 「UCHU」 が宇宙をイメージしている曲らしい)
そのお陰でパクリ野郎とレッテルを貼られずにすんだ。「ストレンジャーシングス」のパクリとは気づかれない雰囲気になった。
曲の雰囲気にもあっていてなかなかいい。
編集は音楽ものなので、いいとこ使い。否、使えるとこ使い。雨の中カメラ2台+iPhoneでは限界がある。カラコレでいろいろ試してみた。
ダイナミックレンジが狭くても変わった色味を作り出せるように、普通にカラコレすると出てこない色味を目指して。
単色を乗せて薄くしたり、反転させたり、いろいろ試してみる。
なかなか無い色味になったのではないかと思う。
最後に青鯖の告知を入れて完成となる。
青鯖の皆さんは喜んでくれたから、嬉しいが、思い通りになることなんてほとんど無いと実感した。これは自分の実力不足も多いにあるが、そこを楽しんでいる部分もあって、しかし
出来上がったものは
「AOSABAワンマンライブvol.3」
日時:2017年12月3日(日) 18:00開演
場所:なってるハウス