【大黒湯】サウナ室から見える江戸絵のような眺望
2021/3/19 (金)17:00 晴
新中野から歩いて5分、路地に入って行くと素敵な看板がお見えする。
周辺がオレンジ色で「サウナ」の文字が白、懐かしい雰囲気の看板はノスタルジーという言葉がよく似合う。
受け付けで1000円を払うと、ボディタオルとバスタオル、それとサウナマットを渡してくれる。
サウナマットは薄緑色の玄関に敷く足拭きマットだ。サウナマットといえば、オレンジ色で角がない薄手の生地のもの、か、ビート板みたいなやつをよく見かけるが、ここのは足拭きマット。
店主のサービス精神とこれでいいか!という気持ちが足拭きマットに表れていて、銭湯サウナのいいところが全て詰まっている。
それらを受け取る時に「滑るから気をつけて下さい。」と一言、滑るとは?
と思いサ室へ向かうと、なんとサウナが2階にある。
浴場の奥に階段があり、そこを上ると水風呂とサウナがあるのだ。
階段を一段一段上るたびに興奮が増していく。
この演出ニクイね!
階段を登り切り、サ室へ室内は逆L字型になっていて、両サイドにイスがあり、右側のイスは左側のイスより長くなっていて、奥に座るとサウナストーブと向かい合う形になる。その席の上には、窓があり、浴場を見下ろす事ができる。
窓から浴室を見下ろすと、俯瞰の江戸絵のようでなかなかみることのできない眺望を楽しむことが出来る。
5分砂時計が2つあるので、自分のタイミングでひっくり返せる可能性が高い。
きっちり10分で、水風呂へ
水風呂は階上にあり、サウナを出てすぐに入ることができる。
水温は21度とやや高めのセッティングだ。
ととのいスポットは水風呂の向かいに三角形に切り取られた座る部分があるが、ここは狭く、1人しか座れない、詰めれば2人座れそうだが、ちょっと隣の人との距離が気になる。
他に座る所は、水風呂のフチに40センチくらいのタイル張の部分がありそこに座る事が出来る。
そこが埋まっていると階段を降りて適当にととのいスポットを探すしか無い。
幸い私は階上に座れたのでととのいさせてもらった。
2セット目はなんとサ室にひとり!ゴールデンタイムがやってきた!
これはと思い、左側に座り、向かい側に足を乗せるスタイルを試す。
これは、いい!足元を温めることができるし何より楽だ。
砂時計できっちり10分はかり、水風呂へ。
水風呂にもととのいスポットにも人がいなかったので、ゆっくり、堪能し、3セット目もひとりミラクルタイムを楽しませてもらった。
銭湯サウナは同じようで、それぞれ違う進化を遂げていて独自のものが必ずある!
ここ大黒湯も素晴らしいサウナです。
ゆっくりととのわせて頂きました。
それではサウナら〜