【ゆ家 和ごころ 吉の湯】季節を感じる、奇跡の3点動線
2021/3/21 (日)16:00 雨
新高円寺駅から徒歩15分ほど、松の木迷路と呼ばれる複雑に道が入り組んでいる住宅地を抜けると現れる。
言わずと知れた有名サウナ
【ゆ家 和ごころ 吉の湯】
券売機で入浴+サウナ券(900円)を購入して、受付に行くと、ボディタオルとバスタオルを渡され、バスタオルを下に敷いて下さいと言われる。
サ室内では、お尻にこのバスタオルを敷くのがここのルールだ。
2度目の訪問でここのすばらしは充分熟知していたので、冷静を装っているが、こころ踊っている。
秒で服を脱ぎ捨て、体を清め、サ室へ向かう。セッティングは98度、上中下段に分かれた室内、銭湯とは思えないほどの広さで収容人数は10人。
すでに蒸された男たちが4人。
上段は埋まっている。
サウナストーブに近い下段に行くか。
いや、まずは様子見の中段か。
思案ののちに中段へ。
100度近いにもかかわらず体感はそこまでキツくない。
サ室が外に設置されていることと広い室内がそうさせているのかもしれない。
しばらく蒸されたのちに水風呂へ
言わずと知れた、このサウナの凄さは、サ室、水風呂、ととのいスポットが屋外にあり、その全てに10歩程度で行けてしまうとろにある。
サ室、水風呂、ととのいスポットの動線が悪いとその間に冷めてしまうことがあるのだ。
さて、水風呂にもどり、セッティングは20度、バイブラ付き。
充分体を冷やして、外気浴へ。
3台のインフィニティチェア、3台のノーマルチェア。
迷う事なくインフィニティチェアに一直線。このインフィニティチェアはただリクライニングするだけのキャンプイスではない。
イスを目いっぱい倒し。
視界いっぱいに空が広がる、ポツリ、ポツリと顔にある雨。
普段は敵と思ってる雨を完全に味方につけ、空に吸い込まれていく。
まさにインフィニティ、無限のととのいの世界に誘われていく…。
ふと我にかえり
2セット目
今回は迷わず上段へ。
上段はやはり高温、室内が広いので座る場所によっていろいろな味を楽しませてくれる。
サ室を出て、冷水浴に向かおうとする、がまてよ、どうせ雨が降っているし、これはすでに冷水浴ではと思い、そのままインフィニティチェアに寝転がってみた。
雨は小降りになってしまっている。
あっ!冷水浴挟めばよかった!
と思ったその時、そよ風ー。
1セット目では雨を味方につける事に成功し、今回はそよ風を味方につける事に成功した。
春を感じさせる優しい風が体にぶつかる事なく通り抜けていく…。
ふと、我に帰り
3セット目
今回はお客さんが増えていて上段は空いてない、こちらは、充分満たされている。
あせらない。あせらない。
余裕の構えで下段サウナストーブの前へ。
むむ、ストーブの前はなかなか高温が漂っている。ストーブ側の体半分に直に高温が当たり暑い。
しばらく耐えるが、反対サイドに移動。直当てはなかなかきついものがある。
雨は上がっているので丁寧な冷水浴をして、インフィニティチェアへ。
先程まで、明るかった空が赤みがかった夕暮れの空になっている。
その前に桜のつぼみが見える。
この桜が咲く頃にもう一度来よう。
空に月が浮かぶ時に来てもいいかもしれない。
その時にそよ風が吹いてたらもっといい。
本日はこの辺でお開きという事でサウナ終了。
それではサウナら~