シェアハウスな生活 ひとり出てひとり入る 後半
2016.6.22
ひとり出て行くと家賃が跳ね上がり、誰か入れようという会議が日夜行われる。
シェアハウスな生活 ひとり出てひとり入る 前半
2016.6.22
坂出アートプロジェクト
公演開始
編集
編集は楽屋から、会場に行くところワンカット、会場でのダンス、ワンカットなのでほぼオフライン編集はない。
色はスカートの赤が映えていて、会場の緑もキレイなので色を出す方向でカラコレした、ブルートーンにした方がこの手のビデオは雰囲気がでると思ったが今回は地色を活かす。
会場に入ってからの映像はワンカット20分、さすがに持たない印象。
撮影時に考えていた人物が分裂するエフェクトを作ってみるも…あまり良くない。
馴染みが悪いし、ノイズ音楽との相性もあまり良くないように感じる。他に作戦も思いつかないので試行錯誤を繰り返す。
最終的には透明度を調整してなんとか形になった。
会場から歩いてくる場面では、チラチラとレンズフレアーを載せた、これは思ったより効果的になった。
音楽の移り変わりにインパクトをもたせたかったので数ヶ所フィルムバーンを入れ、水の流れる音の箇所では、水のエフェクトを入れた。
確認と意思のすり合わせ
踊りの人は映像によって、意図的に作られた演出を嫌がる人もいるだろうと思いつつ作っていたので、その辺をすり合わせられたらと思って観てもらった。
ふみさんはそこに抵抗感はあまり無く、出てきたリクエストは
●水のエフェクトを外す。
●人物を増やすエフェクトをもっと入れる。
●パフォーマンスの最後の拍手を消す。
と言う3点だった。
全て悩んでいた部分でもあったので、リクエスト通りに変更する事にした。
完成した作品はDVDにして、次のパフォーマンスで販売する事も決まった。
youtubeにて公開しているダイジェスト映像
DVD作成について
このダンス映像によって儲けてやろうなんて腹積りは一切なくて、いい映像を作って、それがいつかどこかで、誰かに見つかって花開けばいい、と思っていたので種を植える作業だと思って取り組んでいた。
なので、広く多くの人に見てもらいたかったので、販売には当初、反対だった。
しかし、ふみさんの意向もあるし、パッケージにする事で、直接渡す事も出来るし、特定の人にピンポイントで見てもらう事が出来るメリットもあるので作成する事にした。
お金を出して買ってもらうのだから購入者を満足させる必要が少なからずある。
今回は、ふみさんのパフォーマンスを観た人が買うのでハードルは低いが、一旦を担っている者として、恥ずかしい物は出せない。
パッケージデザイン
必要なのは、盤面のデザインと作成。
方向性の相談、抽象レベルからの話し合いとなった。
ふみさんはかなり抽象的な物を想像していて、そこに関しては私はどちらでもデザインがしっかり出来れば物になると思ったので、方向性の統一が出来た。
盤面デザイン
ふみさんから出てきたデザイン、踊っている人が線画で描かれている。
“商業的なデザインアイデア”として、3点のデザイン案を出す。
①線画を生かしたデザイン
②とにかくシンプルに
③フネヲオモウと坂出の映像のキーカラーを線画の黒から変更したデザイン
3パターンのデザインをふみさんに見てもらいパターン3に決定。
これをブラッシュアップして出来たデザインがこちら
これを30枚生産。
撮影からパッケージ
ダンスを撮るということは、如何なるこか?
たくさん考える部分があった。きっとダンスは生で見るのが1番良くて、映像にすると魅力が半減する。小説を映画化する作業と似ていると思う。解体して、元の魅力を損なわないように、新たな魅力を発見する作業だ。
今回の2作品はそのすり合わせがまずまず出来たと思う。
撮影からDVDのパッケージまで、トータルでコーディネートできたのは凄く楽しかった、商業作品では、出来ないチャレンジが出来たと思う。
パッケージにした事でなんとなくの区切りが出来たのもいい部分だと思う。
納品して終わり、youtubeにアップロードして終わりという作業が多くなってる昨今ですが、物質として形になるのは区切りがハッキリしていいという事にも気づけた。
今後もダンスと映像という表現方法を模索し続ける事が出来たらと思う。
DVDを観てみたいという方はこのブログを通して、ご連絡下さいませ。
相席屋 --リアルレポート--
☆ 噂に聞く相席屋
☆ 相席屋とは
☆ いよいよ相席!
商店街のメインストリートを横に逸れた場所に、人目を憚る様にある、そのお店。
カツサンド!!
シェアハウスと言うのは、少し面倒なことが実現しやすい環境だと思ったりする。
Androidアプリ「ブレストミキサー」のプロモーションビデオ完成!!
わたしと友人の2人でやっているアプリ制作ユニット「TONKATSU」のブレストアプリ「ブレストミキサー」のプロモーションビデオがついに完成しました!
今回は、このビデオが完成するまでの記録を記載していこうと思います。
Androidアプリ ブレストミキサーとは
「ブレストミキサー」は複数のキーワードを組み合わせて、新たなアイデアを生み出すアプリです。
〈使用例〉
・企画書の作成に
・商品開発会議をゲーム感覚で
・プレゼンテーションのネタを組み合わせで発想
・電車の中でひとり会議に
・マンガや脚本のアイデア出しに
・漫才やコントのネタ出しに
・食材をシャッフルして今日の献立に...etc
販売から、しばらく経って、個人的に活用している感想としてはクリエイティブな活動をする時は面白く使えている。
具体的にはアプリ等のアイデア出しをしている時にはとんでもない、アイデアがやってくる。アイデアが頭の外から出てくる感じが面白い!
プロモーションビデオを作ろう!
まずはプロモーションビデオをご覧下さい。
高速ラップで「ブレストミキサー」の説明をするプロモーションビデオになっています。
プロモーションビデオをいざ作ろうと思ってまず相談したのはサウンドプロデューサー beatmaker.SO@さん。
この時点ではどんなものを作るかは決まっていなかったのですが、なにか一緒に作ってみたいと思っていたので、とにかく相談してみた。
打ち合わせで、ドラマにするよりも、ドン!とインパクトがあるものがいいねぇとなり、何を言ってるか分からなくても文字でフォローしてあげて、伝わる感じのものにしよう!とまとまった。
その場で、歌詞を考えて、それをSOさんに持って帰って貰って曲を付けてもらった。
それから、スタジオ探しと演者探し、SOさんにおんぶに抱っこ状態で、SHiNNOSUKE と BJ を紹介してもらう。自分の手の届く範囲で物事が決まって行くので動き出したら早い。
撮影
撮影は早稲田にあるスタジオ Creator's Village Tokyo で行った。
今回の撮影は3時間、キャスト3人、スタッフ2人という超コンパクトな撮影、時間も無いので照明を全体に回して撮影開始。
全て実費で行っていて貧乏を極めている私にとっては3時間でも限界…。
勢いに任せてカットを重ねていく、ワンカットのキレイさを考えている時間がない。しかし、曲調を考えるとカット数を稼ぐことの方が重要だ。
編集
素材チェック
2カメで撮りまくった割にはいいカットが少ない上に、技術的ミスも多い。自分のセンスの無さに肩を落とし、それでも編集は始まる。
オフライン
もともとオンライン勝負だと思っていたので、オフラインはサクッと組み上がる。
カラコレ
彩度を上げてコントラストを強くした画を作りたかったが、6Dの限界と光量不足で諦めることにした。彩度を下げてモノクロに近い画にした。
オンライン
規制のフォントで作るも、どうも良くないので、全て作字する事にした。
完成した作品は、2、3回繰り返して見たくなるスピード感溢れるものに仕上がった、だが、アプリの雰囲気と離れ過ぎてしまった。キーカラーを意識して、世界観を構築出来たら、コンセプトの統一が出来たかもしれないと、反省している。
21秒と一瞬で終わってしまうので、終わりにロゴや説明を入れて終わった感を出してあげるといいかもしれない。
今回使用した機材
・Canon 6D
・Canon 5DMK2
・Canon EF70-200mm
・Canon EF50mm
・Canon EF16-35mm
・Manfrotto プロビデオ三脚
・Sutefoto SC-10 スライダーレール
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フネヲオモウ 撮影記録
自分のした仕事を文章にして残しておきたいと思いつつも、クライアントがいる仕事は簡単にそれが出来ない。
今回は友人の依頼で、撮影をすることになったので友人に許可を頂き記録することにする。
撮影の内容は、ひとり舞踏をするので、それを撮影してもらいたいとのこと。
※舞踏とはこんな感じのもの
舞台、ライブなどの撮影は行ったことはあるが、どれもライブ(生)で見るべきものを映像にするので鮮度が落ちて、その分、ライブをつまらなくしたものになっている印象を受ける。
ライブを見た人が思い出に浸る分にはそれでもいいのかもしれないが、どうせやるのだから、ライブを越えるのは、無理だとしても、ライブを再構成した別のモノにする必要があと感じている。
それをしないならば、撮影をするロボットを雇えばいいわけで僕の出番ではないと思っている。
今回の撮影はクライアントが居るわけではないので(正確に言えば舞踏をする友人がそうなのだが)その理想を踏まえつつ撮影をしようと、いくつかの映像を見たが、そのような作品に仕上がっているものはほとんどなかった。
ほとんどが、ただ撮ってただカット割りをしているものになっている。
唯一理想に近いのは「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」
ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースが監督をし、2009年に惜しまれつつ亡くなったピナ・バウシュを題材に撮った作品だ。
もちろん最新技術満載、すごいバジェットで撮っているのだろうが、それだけでは説明できない、核の部分がこの映画にはある。映画としての顔がある。
私が参考にするべきはこの核の部分だ。
今回の撮影は多摩美の教授に見せる卒業制作とスタジオを借りて公演をする2つがある。
多摩美ロケハン 1日目
舞踏家 芙美さんが銀色の風呂桶に入って舞踏をする。
舞踏をする多摩美のスタジオを見せてもらう。
スタジオは白い壁で想像以上に広い。
ここでの僕のアイデアは真っ白の世界にポツンと風呂桶があり、そこに白塗りの人間が踊っている非現実的世界。
背景の壁を真っ白にする照明が課題だと思ったが、うまくマスクが切れればある程度の拡大縮小もできて面白いことになりそうだ。
風呂桶に入って20分の舞踏、素材的に不安があったので、メイキング映像を入れる可能性も考えて少し撮影する。
多摩美ロケハン 撮影前日
カメラ位置も決められるようにカメラの準備をしていく。
現場に着くと思わぬ照明が組まれていた。風呂桶だけにスポットで照明が当たった状態…。真っ白な世界を想像していたのだけど…。
そこは舞台演出の問題で、映像演出を考える立場としては、この状態で、いかに良く見せるかを考える必要がある。
まずは、照明が当たらない部分が真っ黒に落ちるかを検証。
黒く落ちきれば編集の幅が広がる。引きじりの問題でバレものがあっても消せるし、ある程度の拡大縮小も可能になってくる。
次にカメラ位置を決める1台のドン引きは直ぐに決まったがもう1台が中途半端なサイズになってしまう。
2台のカメラ位置は初めから前後に並べてドン引き、ヨリにしようと考えていた、だか、レンズの準備がなくて、ヨリが中途半端なサイズになってしまう。
レンズを借りるかこのまま行くか…
肌の質感をとらえたいという、思いも頭の中にありつつ、この体制だと難しいかなと諦めてもいた。が、風呂桶を見ると2カ所穴が空いてる。iPhoneのカメラで中を撮影してみる。
面白い!
これは結構使える!
悩んでいたレンズは借りる事にした。
多摩美撮影 当日
15分くらいの演目なので人為的なミスや機材トラブルもなく、スムーズに撮影をする事が出来た。
心配していた、iPhoneの容量、バッテリーも、もって最後まで撮影できた。
編集
素材の確認、ヒキカメラ、ヨリカメラ共に良く撮れている。
問題はiPhoneの2台、悪くはないが、局部がアップになっていて生々しい。人ではない人というのがこの舞踏の魅力のひとつだと思うので人らしい部分をつかっていいかは微妙なライン。ここは最後まで悩んだ。
音楽を入れるか入れないかは、悩みどころだったのだけど、ライブの解体、再構成という意味では、入れるべきだと考えていた。
音を整音してもらい、音楽を作ってもらった。
音楽に関して初めは不安だったが、最後は凄く良くなり、映像を数倍引き立てる素晴らしい音楽が付いた。
できた作品はこちら
尺が13分という事もあり、これはひとつとして、じっくり見せてもいいのかもしれない。少し間延びしている気もするが、世界に入り込めると見れるのではいだろうか。
ただ映像作品としてはあと一歩な感じもするので、これを大きな流れの中の一部として使えるれば、もっと面白い作品ができるような気がする。
今回使用した機材
・Canon 6D × 2
・Canon EF24-70mm
・Canon EF28-135mm
・Iphone 6
・Iphone 6s
・Manfrotto 三脚 × 2
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
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