シェアハウス拡大路線!?
シェアハウスの話しをしたくて、始めたブログだけど、非日常はあっという間に日常になってしまい、日常の中に書きたい事も特になく、人間の適応力の凄さだけを実感する。
うちのシェアハウスのオーナーは地域でも有名なひとで、近所にいくつかの物件を持っている。
そのオーナーが新たな物件を購入した。
場所はうちのシェアハウスから道を挟んですぐのところ距離にすると20mくらい、娘家族が住むのにいいかと思い購入したんだけど、娘に拒否されて、どうしようかと思って、シェアハウスにしたらどうだろうと、うちに相談に来た。
早速物件を見に行くが、かなり内側は傷んでいる、壁紙は猫の引っかき傷だらけで全部変えないとダメだし、部屋数を増やすのに壁も作らないとならない。内装にそれなりのお金がかかる。
月30万入れて欲しいとのオーダー。
7人は住めそう、家賃は5万円くらいか。
(7人×50000=35万円)
常に稼働率100%で5万円の売り上げ…
うちの住人 4人で手分けして経営して、様々な雑務をこなして、4人で5万円だとやるメリットがほとんど見当たらない。
改善策を提案
・全体の売り上げからパーセンテージでもらえないか
・ゲストハウスにしてはどうか?
etc…
改めてオーナーと話に行くが暖簾に腕押しで、話しはまとまらず、、、
1度流れることに。
すると新たな提案、僕たちが住んでいる物件はひとつのビルなのだが、1、2階が倉庫になっていて、僕たちは3、4階に住んでいる。
2階の倉庫を部屋にして、シェアハウスとして、人数を拡大したらどうだろうと?
この話もリビングや風呂など共有スペースが狭くなるだけで現状住んでいる僕たちからしたら、メリットがない。
うち会議で、ゲストハウスにするなら、上がり目はあるのではとなった。
東京オリンピックも近いし、日本の宿不足は以前深刻だ。
稼働率が上がればそれなりの利益もあがるだろうし、そこに楽しみも見いだせる気がする。
オーナーは金儲けではなく、人助けをしたいとよく言っているのだが、こちらはそんな金持ちでもないので、金儲けもしたい。時間や労力を使うなら対価をもらいたいのでその旨しっかりと伝えて、提案しようと思う。
それが無理ならこの話は面白そうだが無しだ。
このブログが今後充実してして行くかも今度の話し合いにかかっている。
出会いと別れは春だけのものではなくて
気が付けばもう1月で、あっという間にまた1年が過ぎてしまい。
今年は、何かをやった実感もなく過ぎてしまった。
胸を張ってやり遂げた実感が欲しいのだけどなにも成せなかった、焦りのようなものを感じている。
うちのシェアハウスに新たに入った女性は今月で出て行く。リゾートバイトのため北海道へ行くのだ。
帰って来たら、また住めばいい様な気もするけど、住む気はないらしい。
半年くらいだったが、彼女のなんでも気兼ねなく言う性格と素直なところに、こちらも無駄な気を使わなくてよかったので助かった。
1人減ったからといって何が変わるでもなく、日々は過ぎていくのだけど、大きく変わることがひとつだけある。
家賃だ。
この物件は、シェアハウス業者が経営しているわけではないので、毎月、決まった家賃を大家さんに納める必要がある。
ひとり減るとひとり分を他の3人が被ることになる。
これはしっかりとした死活問題である。
新たな住人を知り合い伝いに探し、ネットを使って探したのだけど、吉報は無く。
日々は過ぎていく。
そんなある日、友達の中で入りたい人が見つかった。図々しいが代名詞のようなふてぶてしい男、山田だ。
まだ、入居していないのにもかかわらず、うちで自主作品の撮影をして、いきなり図々しさを発揮したのだけれど、入居の時期になると、手を14針縫って登場した。
山田には、その図々しさを遺憾なく発揮してもらって、引っ掻き回してもらい、新風を吹き込んでもらいたい。
新しい入居者とBBQ
新しい入居者が入った。
友達同士で始めたシェアハウスも3年目、新たに入ってくる人は、海外にワーホリに長く行っていた女性。
特に問題は無いし平常運転なんだけど、家賃が安くなるのと、ちょちょい連れてくる外人が面白い。外人がいるだけでなんだか特別な感じがしていい。
時は流れて
2018.7.7
恒例となっている屋上BBQをやる事になった。
予定は決まっているけど、仕事が終わらず。
男性アイドルが銭湯で桶で股間を隠すいわゆるアキラ100%をやっているのだけど、桶を入れ替えるタイミングでほとんどと言っていいほど股間が見える。
もちろん前貼りはしているのだけど、前貼りを消す必要があり、根気のいる作業を延々とやることとなり、眠ることができずにBBQへと突入した。
今回はなぜか人数が増えてしまい、30人以上来てしまった、ドタキャンがたくさんいるかと予想していたが、案外みんな来たし、ゆっくりとしていた。
屋上に雨樋で流しそうめん、流しそうめんなかなかいいものです。
予想を超える人数が集まり、誰が誰だか分からなくなり、体力の限界も迎えて、後半は意識も絶え絶えだった。
みんながばらばらと帰り出して、片付けも終わるとなかなか帰らない猛者たちがリビングでゴーストバスターズを見ている。
役目は果たした、フェードアウト。
今回は人数が増えすぎた&体調不良。
本当にしんどかった。知らない人たちが知らない人たちと仲良くなるのを見るのは案外嫌いでないのだけど、次回は人数を減らして準備を手伝ってくれる人を増やそうと思った。夏
ルールを変えるよりマインドを変える
最近気づいた事
ルールを決めるよりマインドを変える方がはるかに気持ちよく効果があるということ。
「マインドを変える」は「教育」と言い換えてもいいかもしれない。
先日、うちの住民たちと食べた後の食器を洗うタイミングについて話し合いになった。
流し場に食器を残してしまう事が多々ある。めんどくさいという気持ちもあるけれど、本気で忘れている場合もある。
これを解決するには法律に「食べたらすぐ食器を洗う」と書き込むしか無いと思っていたが、法律に付け加えると「やらなくてはならない義務」が生じてしまう。「嫌だけどやる」これでも解決するかもしれないが、その都度ストレスが蓄積され、問題は解決されるが、新たなる問題が発生する可能性がある。
そこで、出た解決策が、部屋を出る時に、テレビや電気を消すように食器を洗おうという「気持ち」この「気持ち」というのが大切で、電機を消し忘れることはあるのでたまに忘れることは許容されるのだ。
電機を消すことにストレスは感じないし、食器を洗う事にもストレスは感じない。
目から鱗だった。
このような事例はたくさんあるような気がする。
何かを変化させる時は、問題点を治療するのではなく、問題点に準ずる別の部分を治療する事で、問題点がゆるりと解決する手段を探すことこそ重要だと思った。
いったいなんの日記だったのかよく分からないが、気づきだ。
入居者希望者たち その2
2018.2.10
海外生活が長く他人と一緒に暮らすのに慣れているとはいえ、女性が1人はいるのは不安もあるだろうと1週間の体験入居をしてもらった。
この体験入居の間、食事会をしたりできればよかったのだけど、なんだかんだと予定が合わず、4人が揃ったのは一晩だけ。
それでも個別には何度か会えたので、人となりくらいは分かってくれただろう。
彼女が入ってくれると何かが新しくなり楽しい事が起きそうで楽しみだ。
シェアハウス入居希望者たち その1
2018.3.10
サイトに出していた入居募集に対する反応がそこそこあって、4人と内見&面談をした。
1人目は27歳 男 SE
彼は普通を絵に描いたよう27歳で僕らのような適当に生きている人種とは違うのだけど、彼のような真っ当な方に入って頂きたいので、激推しした。
家に帰ってひとりというのが、寂しいらしく、2、3件のシェアハウスを内見する予定とのこと。
他と比べてどうなるだろうか。
2人目は35歳 女 薬剤師 カフェ店員
好きなジブリはトトロ
彼女は薬剤師をしていたが、好きでもないことをするのが嫌になり、ワーホリでカナダへそれから、数年間海外生活を続けてきたそうだ。ある種、横道にそれた人生を歩んできた人で、僕らのように適当に生きてる人に耐性はできてそうなので、激推し人材だ。
3人目は32歳 女 作業療法士
好きなジブリは平成たぬき合戦ぽんぽこ
彼女は現在福岡に住んでいて仕事の関係で1年間限定で上京する予定だ。
4月から働くのでそれまでに決めなければならない、条件としては申し分ないが、人非人で知られる我らの中に入った場合どうなるかが不安だ。
4人目は40歳 男 無職
好きなジブリ無し
北海道出身 なんのあてもなく上京してきて、現在は無職で素泊まりの宿に身を預けている元自衛官。
しかも前歯が2本ほど無い。
宿なし、職なし、前歯なし。
そんなこんなで全て内見&面談が終わった。
1人目のSEには断られてしまい、2人目の作業療法士の方にも是非入ってもらいたかったが、極悪非道で知られる我らの生活を目の当たりにした場合ストレスでおかしくなってしまう可能性もあるのではないかと心配になり、まずは、3人目の薬剤師、カフェ店員に連絡をした。
彼女は、海外生活も長く現在もシェアハウス生活をしているので、我々以上の狂った人間と接しているはずだ。
他の方をキープしておくのは悪いので彼女に絞って交渉することにした。
※好きなジブリ作品を聞くと人となりがわかる説が出たので全員に聞いた。
⬇︎
実際には人となりはわからないが、多少の話題にはなるので、ジブリってみんな見てるということが分かった。
雑記
2017.12.1
そう。シェアハウスの更新の期日だ。
依然、新しい入居者は見つからず、ひとりいない状態での家賃は跳ね上がり、7万円以上になる。
この家賃ならひとり暮らしをした方がましだと僕は思っていて、しかしみんながそう思っているとも限らないけれど、話し合いで、6月まで入居者探しをして見つからなかったら解散にしようと決めた。
人にはそれぞれいろいろな思考があって同じ出来事に直面しても、それぞれ違う反応を示す。
それが凄く面白いのだけど、それが煩わしく、人と住む難しさを感じる。
僕の場合は頭が悪いのか合理的なのかわからないが、思いつく全てのパターンを考えて、1番シンプルなパターンを取るように思考が出来ていて、だから分かりやすく利益だけを求めてシェアハウス生活をしているのだけど、それだけじゃないゆらぎや余白を敏感に感じてストレスを感じているひともいるようなのだ。
とにかく、何もしないと高い家賃を払わなければならないので、ネットに入居者募集の記事を出した。